飼料の話 〜安全へのこだわり〜
鶏の身体も、その卵も、毎日の食べ物=飼料からつくられています。既製品の飼料には、さまざまな薬剤や添加物が配合されており、それらが鶏や卵に残留することは避けられません。当会では抗生物質やホルモン剤など薬剤は一切使用しない、安全な自家配合の飼料を与えています。
◎ 飼料原料は、小麦、くず米、米ヌカ、おから、カニ粉、カツオ粉、カキ殻です。原料はすべて国内産です。
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◎ 米ぬかを発酵させた発酵飼料も与えます。ヨーグルトや納豆などの発酵食品が身体にいいのと同じで、微生物が鶏の体調を整えてくれます。
薬で病気を予防するのではなく、良い飼料で健康な鶏を育てています。
発酵して熱を持ち、湯気が出ています →
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◎ 自然のビタミンとして野菜や野草をたっぷり与えています。栄養や繊維を豊富に含んだ季節の野菜は、健康な身体を保ち、卵にもその栄養が伝わります。
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◎ 素朴な飼料では、成長は遅く、卵も毎日は産みません。でも、それが自然なこと。ゆっくり成長すれば、それだけ長生きし、立派な卵を長い間産んでくれます。
同じ年齢ですが・・・ →
左:当会の鶏。まだまだ子どもです。
右:既製品の配合飼料で育った鶏。産卵まであと少し。
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◎ 畑に、生ゴミや刈り取った雑草などの有機物をため、ミミズや幼虫などを発生させています。生きた餌は栄養満点で、鶏も大喜びで食べます。
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◎ 鶏は歯がないので、丸飲みしたエサを胃の中の小石などですりつぶして消化します。おなかにいつも石があるように、小石や茶碗を砕いたものをエサに混ぜて与えます。
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